蓮とダンボール

池の中の蓮。
あるいは自宅の水瓶の中の蓮。
すごく贅沢な気持ちにしてくれる植物ですが、これはインド原産のハス科の多年性水生植物です。
葉の部分は水面に顔を出しており、花の時期になると茎が長く伸びて綺麗な花を咲かせます。
一見、水耕栽培可能な植物に思われがちですが、地下茎は地中に埋まっている状態です。つまり、水の底の土から生えているという感じになります。
スイレンと区別がつかない方もいるようですが、蓮の場合は、水面から高く伸びている葉っぱがあるのが特徴です。スイレンは葉が水に浮いているというという感じなのです。
花の時期は7月から8月と夏の暑い時期になります。
色はピンクや白で、水位が比較的安定した場所に生息します。
園芸種では茶碗に入るほどのものもあるようですが、現地では蜂の巣に似たような実も売られています。そのまま食べられるそうですが、蓮肉という生薬としても知られているものです。甘さと苦味があります。
日本では琵琶湖や中尊寺の巨大蓮が有名で、直系はおよそ1メートル以上ということです。
世界にも巨大なものがあり、中国北京の北京植物園、盆景園の池には、オオオニバスという蓮があります。葉っぱは20キロにも耐えうるものがあるとのこと。大人では絶対に乗ることはできません。
是非乗ってみたいのですが、そこに同じ円形をしたダンボールで強化すると筆者でも乗れるのでしょうか。きっと、乗った途端に葉っぱもダンボールも水面下に落ちていき、かなり悲惨になるのでしょう。しかし、乗ってみたいものです。
日本では植物園などにはあるそうですが、自然に繁殖しているオオオニバスは無いのでしょうか?
生息地は、パラグアイやボリビア、ブラジル、アルゼンチンなどの暖かい地域ということです。南アメリカの熱帯に分布しています。
ただ、オオオニバスはスイレン科の一年生の水生植物だそうで、私たちが一般に知っている蓮とは異なります。蓮は多年草で、時期が過ぎると一時的に消失したような感じですが、再び水面から出てくるものです。
オオオニバスを裏面から見たことがありますが、かなりグロテスク。
盆のような葉に栄養を送っているのでしょうか、血管のようなものが走っているように見えます。
オオオニバスがもし、家庭でも栽培でき、小さな飾り物が置ける程度ものがあれば、栽培してみたいものです。水の中にメダカや金魚を買うと、発生するボウフラを食べてくれるようですので、面倒な水換えが不要になるそうです。